共産党の支持層

手塚治虫の『アドルフに告ぐ』を読んでたんだけど、その中でヒトラーが子供たちに「ドイツの富をユダヤの金持ちが喰っていた。私はドイツを立て直すために、ユダヤ人と共産主義を排除すべきだと考えた」と話す場面があって。ユダヤ人は金持ちの象徴でヒトラーの夢をつぶしたようにかかれてたんだけど、共産主義はなんで? 僕の曖昧な知識によると、共産主義って貧乏な人々が金持ちをやっつけようって話じゃないの? むしろヒトラーのような報われない境遇から共産主義に走った、ってんならまだ分かるんだけど、なぜ恨む? これって漫画の書き方だけじゃなくって、なんか共産党とかって彼らが一番支持層として持つべきというか彼らが革命を起こして優遇しようとしている、金持ちに搾取されている労働者階級に、一番嫌われているイメージがあるんだよね。で、共産党の支持層は、共産党が一番嫌うべきはずの、労働しない知識人ってイメージ。なんでだろう?