戦争のつくりかた

戦争のつくりかた
つまらん。不完全性定理で有名なゲーデルの伝説の中にあるように(うろ覚え)、法律の重箱の隅をつついて実際に戦争を起こすまでが具体的に描写されているのかと思った。
「〜という事態が起こり〜という法律を改正すれば海外に攻め入ることができます」とか、「現状の法律でもイラクで〜な事態が起これば自衛隊は反撃することができます。そこですぐに沈静化すればいいのですが〜が激化し日本が増援するような事があれば〜は宣戦を布告することとなり〜と日本は戦争状態となります。」とか「〜に援助というも名目でも自衛隊を派遣することにより現地での反撃が予想されます。〜に変更された法律により自衛隊は応戦することができ、つまり戦闘状態になり、〜すれば〜と日本は現状法のままで戦争することができます」とか。
全然子供向けじゃないか?
「群靴の音が聞こえる」とかは戦争が始まってからで遅くないと思うし、それからの方が怖い。