「見出し著作権」判決、読売側の主張認めず

 読売新聞社は、〈1〉見出しは著作物であり著作権侵害に当たる〈2〉見出しの無断使用は新聞社の取材・編集の努力へのただ乗り――と主張したが、判決は見出しの著作物性を否定したうえで、「インターネット上で無償で公開した情報を第三者が利用することは本来自由」との判断を示した。