初のブラウザMosaicの誕生は1993年4月22日。間もなく「生誕10周年」のブラウザについてまとめたシリーズの第2弾として、IENetscapeのブラウザ戦争の歴史を振り返ろう

やっぱり資本主義の中ではカネは高い方に流れるのか。
でも、まだインターネットがマイクロソフトに屈したわけではない、と思う。マイクロソフトのブラウザを使えばいい。だが Windows である必要はない。Windows を支えているのは「インターネット」の代名詞として使われるホームページ、つまり IISIE ではない。どっちかっていうと Office だ。
そしてブラウザはオープンな規格に準拠する以上、対抗馬の登場に常におびえなければならない。

今のブラウザ市場は混沌とした状態にあるため、競合ブラウザを取るに足らない存在と見なすのはまだ早すぎると語る人もいる。KHTMLMozillaの軽量ブラウザPhoenixなどの参戦で、「非標準ブラウザによる独占」という影に覆われるはずだった市場に、光が差していると語るフリーソフト支持者もいる。

マイクロソフトは、さっさとWEBの世界からは足を洗って自分たちが作り上げる dotNETの世界へ移りたいのではないだろうか。
そうそう、次のマイクロソフトの驚異は日本国国策のトロンプロジェクトのようですよ↑