全部読んだ[評価4/5]

タイトル
物語の体操―みるみる小説が書ける6つのレッスン
著者
大塚英志

というわけで。うーん、なるほど。一年がんばれば自力で構造を生み出せますか? 私としては基礎トレーニングをしたくないから読んでいるようなところがあったのですこし物足りないのだけど。
この本で出ていないことは練習で自ら生み出すしかない、というのがこの人の立場なのかな?
大塚英志に対する批評『多重人格探偵サイコ オウム真理教的、宮崎的』読んでみた。
この中で少し「物語の体操」について触れられている。それは「大塚英志はこうやって物語を書いてきたから平坦な物語しかできないのだ」という批評である(しかし最近の大塚は違う、という流れてゆくのだが)。なるほど、確かに「結末の決まったお話」を書くための道具だから、短編・練習用にはいいとして、それを長編に当てはめるには無理があるのか。
ただまあ、今は短い物語をいくつも書く必要性は感じているので、とりあえずこれで。
こんなページ見つけた。
タロットカードストーリープラント
この本に書かれている各種のツールをJavaScriptで実装している。