ヒトラーの「人間味」描いた独映画が公開へ、物議醸す

しかし、ヒトラーへの同情を呼ぼうとして製作したのではないと指摘。「ヒトラーは怪物で狂った精神病患者」という単純な人物像に終止符を打つのが狙いだったと説明し、「ヒトラーを立体的に描写しようとした。ヒトラーは非常に魅力的な人間だった。(だからこそ)すべての国民を巧みに操ることに成功した。怪物だったら、そんなことは成し得なかったはず」と主張している。

CNN.co.jp - エンタテインメント

ヒトラーのような、「成ってはならない人物」を、あまり非人間的に描くと、「あれとは違う」という安心感が人を同じ道へ導くのではないか? ヒトラーになる人、ヒトラーに惹かれる人になる人、ともに。ドイツのそういうところは病的だと思うけどなあ。
でも実は、ヒトラーは本当に嫌なやつでそうであるはずがないという僕の方が何らかの固定観念に犯されているかも知れないね。