Blog+グループウェア

ScheduleLayer というのがある。先日書いた「ユーザーが中心で、いくつものグループに所属する」というアイデアをスケジューラーソフトに宛てたもののようだ。なかなかおもしろい。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/5368/index_jp.html

以下、それに触発された別のアイデアの走り書き。
スケジューラーというものを「未来に関するblog」と定義してみよう。blogに「時間」という概念を導入する。
blog の記事には現在「記述時刻」しか記録されないが、これに「行動開始時刻」「行動終了時刻」を記録できるようにする。
また、グループという概念を導入する。グループは「WEBの誰でも」から、「自分の所属する会社、学校、サークル」の他に、会社なら「ある案件に関わるメンバー」「ある案件のサブプロジェクトに関わるメンバー」などがある。
で、blogの「記事」を中心に考える。記事は現在、「WEBの誰でもが見ることができる」「特定のパスワードを持った人だけが見ることができる」なのだが*1、これを「あるグループに宛てての制御」と考える。「WEBの誰でも」は「Everyoneというグループ」と考える。特定のパスワードを持った人、は、それぞれたとえば「はてなダイアリーユーザーというグループ」であったり、「nazokingが許可した、というグループ」と考える。
で、「グループウェアが必要なグループ」は、どこかに「グループ用情報集積サイト」を持つ。これは、たとえば「ココログル」のようなものだ。グループ用情報集積サイトのロボットは、そのグループのメンバーとして、許された記事を読むことができる。
以上が前提。

ユーザーは、それぞれ一つのblogを持つ。スケジュールの入力は自分のblogに行う。記述内容は、行動開始時刻、行動終了時刻、行動の内容、関係するグループ。
書き終わったら、blogシステムが、関係するグループの「グループ用情報集積サイト」にpingを打つ。グループ用情報集積サイトはpingを打たれたユーザーの記事を取りに行く。
グループ用情報集積サイトは収集した記事を、たとえばカレンダーの形にして表示することができる。

*1:他に、コメントを付けられるグループなどがあるが