blogの速報性

先日外にいるときに、携帯に友達からメールが届いた。

いかりや長介が死んだそうです

Ω ΩΩ<な、なんだってー!
その場にいた全員が驚くとともに長さんの冥福を祈り涙したわけだ。
しかしちょっとまてと。メールをくれた彼は、よく意味のない嘘をついて友達を惑わすことを喜ぶ人間でもある。数分後に彼と出会う予定なのだが、果たしてこの話題に対してここはどう対処すべきか…ネタに引っかかっているのなら悔しい。インターネットが使えるのならすぐに検索するのだが…そう、そういえば今は携帯でWEBを見ることのできる時代だったのだ。おじさんすっかり忘れてたよ。
ということでPCでの癖から早速google様にお聞きしてみた。が、当然そんなニュースがすぐに見つかるはずはなく。googleはインデックスにはかなり時間がかかるわけで、一番上に来る記事が速報性が高いわけではない。次にスポニチに見に行ったけれどやっぱりなかった。メールをくれた彼はテレビやラジオの速報で見たのかもしれないし、その場合にはニュースサイトが更新されるのはすこし後になるだろう。ということで数分後に出会う彼への対応には遅すぎる。次に思いついたのが2ちゃんねるだったけれど、携帯で見に行ってあの板・スレッドの山から目的のスレッドを探すのはちょっと時間がかかる気がした*1
そこで次に思い出したのがはてなダイアリーだった。はてなダイアリーからキーワード「いかりや長介」をたどれば、誰かが話題について語っているはずだ。ということでアドレスを打ち込んでみると、実にキーワード「いかりや長介」は更新されたばかりでトップページにあり、「2004年3月20日死去」と書いてあった。当然何人かたどるとその話題ばかり。
こうして私たちはその情報の裏付けをとることができ安心して話題を展開することができたのである。記名であるぶん2ちゃんねるよりも情報の確実性があり、企業ニュースよりも責任感が薄いために速報性がある。いやーblogって本当にいいもんですね。

*1:今考えれば、たぶんニュース速報板の一番上に上がっているはずだから見つけられないことはなかったと思う