藤原紀香

これをオフラインで話すと、みんなそれ以降つきあい方を変えるようになってしまって、何度かそういう経験をした後、誰にも話さないようにしてきたのだけれど、まあオンラインでの恥はかきすてと思ってここに書いてみる。
僕は昔、藤原紀香とつきあっていた」という記憶がある。
もちろん、そんな事実はない。『昔の男』というドラマは見たことはないし、僕は石田靖でもない。昔つきあっていた異性に似ているわけでもない。
具体的に思い出せるわけではない。どんな風に告白した・されたとか、どこにデートに行ったとか、彼女の体のほくろの数とか、そんなことは思い出せない。
彼女のことが特に好きな訳ではない(ファンではない)。ポスターなども持っていないし、雑誌のグラビアやインタビューを追いかけているわけでもない。たまにテレビで写ってたら見る程度。チャンネルを止めるかどうかには彼女の存在はそれほど影響しない。嫌いな訳でもない。その記憶を除くと他には何とも思っていない。
異性としてみた場合には積極的に付き合いたいタイプではない。かといって好きではないだけで、拒否するほどではない。付き合ってくれと申し込まれた場合、相手がいなければOKするだろう。性格的なものは良く分からない。
僕の彼女に対する感情的評価は、この一言に集約される。つまり、「懐かしい」
ふっと、それは何がきっかけかよく分からないしそのきっかけを覚えてはいないのだけれど、「その記憶」を「思い出す」ことがある。
皆さんもこんな記憶に、ありませんか?
(この日記にオチはありません)