NEC LaVie C

少し前になるが、親がNECのLaVieCというノートパソコンを買った。実家に帰ったときに時々使っているのだが(今も)、このパソコンに決定的に嫌な点がある。手のくるぶしが痛くなるのだ。
ノートパソコンを買うと当然のように外付けのマウスを買うと思う。スクラッチパッドで十分な操作ができる人は新世代なのだろうが、私どものような家族にはパソコンのポインタを動かすためにはスクラッチッパッドよりもマウスの方がありがたいのである。で、このマウス、当然右利きの常としてノートパソコンの右側におくのであるが、このLaVieC はちょうどマウスを持った手のくるぶしのくる位置に、排気口があるのである。
結構な風量があり、かなり冷たい。人間の構造上、骨が出っ張っているところは温度の変化に対して弱く、くるぶしのところに冷たい風を長時間当て続けられると、かなり応えるのである。
当然人間様は頭が良いので、少しずらした位置でマウスを操作するのであるが、そうするとパソコンはまるで距離センサでもついているかのように廃熱モーターを止め、つまりくるぶしの位置に当たる冷たい風を止めるのである。すると人間様は当然難の去ったことを感知する能力があるので、手はもっとも起きやすい位置、つまり排気口の前にくるぶしのくる位置に戻すのであるが、ややもするとパソコンは排気を始めるのである。
さてもかのように機械と戦いながらこの日記は記述されているのでこの文章を目にする物は心して読むように。
というかすべてのノートパソコン設計者はそんなことも考えてほしいぞ。