ロボットがあなたの仕事を奪う

http://www.hotwired.co.jp/news/news/business/story/20030808106.html
すでに、我々が今何のために働いているのかといえばそれは「金持ちをもっと金持ちにするため」である。金持ちが金持ちになるために、絶え無き拡大再生産の循環の中で高純度の利益を抽出するために、ロボットよりも高コストで低脳な労働者はすぐに置き換えられる。資本家にとって理想の企業とは、ひたすら自分のために金を生み出すロボットのことだ。「人間の方が効率的(コストがかからない)」という反論は、やがては技術的に解決されるだろう。金持ちを金持ちにするための資金は簡単に出され、そういった技術は声高に歓迎されるため、自体は加速度的に進んでゆく。
すでに、金持ちをさらに金持ちにすることでしか豊かになれない社会になっている。あなたがまじめに働いて小さな幸せを手に入れたところで、あなたの子供が大きくなる頃には、その子がまじめに働いても幸せにはなれない、いや、働くことさえできない、そんな時代はすぐそこまで来ている。
人は何のために生きているかをすでに見極めてしまった。後戻りなど不可能だ。