ブルーリボン

ブルーリボン運動というのを見つけた。

 ”NGO R−NET”(北朝鮮に拉致された日本人を救出する市民ネットワーク)では、皆さんが誰でも無言であっても、「北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じて」への意思表示が簡単に出来るように、ブルーリボン運動を展開していきます。
 私達は、「リボンは核兵器よりも強し」と言う理念のもと、この運動を通して日本国民が一丸になっての意思表示、ムーブメントを起こして行きたいと思っています。
 北朝鮮金正日総書記や日本政府、そして報道機関や国外に対しての私達の願いや怒り、救出へのアピールができれば良いと思います。

ということらしいが、ブルーリボンキャンペーンといえば EFF Blue Ribbon Campaign を思い出してしまう。オンラインの検閲に反対しネット上の表現の自由を守ろうとする運動である(911テロの後アメリカでは自由より安全が優先されるようになり運動は下火になってきたが)。
そういえばブルーリボン賞(東京映画記者会が主催する在京スポーツ新聞社を中心とする映画担当記者が選考する映画賞。)っていうのもあったなあ。
ちなみに英語で 'blue film' といえばポルノ映画。どうもあちらでは青鉛筆で新聞もポルノも検閲するようだ(私は英語の用法の方を先に知ってしまったので、ブルーリボン賞はエッチな映画の賞だとドキドキしていた記憶がある)。
別に運動の趣旨に反対するわけではないが(賛成するわけでもない)、ブルーのリボンだけじゃ結局何を伝えたいのかわからないのではないかと。後はどちらが有名になれるかでしょうか。ちなみにgoogle のランキングでは1位と2位で、わずかにEFF Blue Ribbon Campaign Home Pageの勝ち。
アイコンの作成って難しいね、というお話でした。