ツーカーSレビューから考える、分かり易いアドレス帳

 電話帳の付いていないツーカーSの場合、自分でアドレス帳を持ち歩かなくてはならない。義三さんもテルコさんもアドレス帳を持ち歩くという習慣がないため、自分の電話番号とよく使う番号を2カ所、テプラで打ち出して裏に貼っていた。

ITmediaモバイル:85歳と78歳のツーカーSレビュー (2/3)

やはりアドレス帳は必要みたい。でも自分で打ち込むのはできない、液晶は画面が小さいと見にくい、せいぜい使うのは3件くらいの電話番号…
インターフェースとして「番号を記憶したスティク」はどうだろうか?
スティックとは本当に「棒」で、その棒に番号を記憶させる(本当はスティックに記憶させなくても、スティックのID(形やRFIDタグ)を電話機が識別して、内部のアドレス帳から検索する、程度でもいい)。一本に付き番号一つ。棒でなくてもいいんだけど、名前を付けられ、見つけられやすく、ストラップなどにつけられ、かさばらないことが大切。カードや鍵型でもいいかも。
電話をかけるときは、そのスティックを電話機につっこむ。すると、その相手に電話がかかる。このつっこむ動作を目の悪い人でも簡単にできるようにしないといけないけれど…その人の電話番号を書いた物を物理的につなぐことがその人へ電話をかけることになる、という発想。
スティックへの番号登録はツーカーショップなどに依頼する物とし、自分にはさせない。これで液晶は排除できる。